宮田印刷

活字組版による本文の印刷

活字組版による本文の印刷
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活字組版による本文の印刷
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活字組版による本文の印刷
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活字組版による本文の印刷
活字組版による本文の印刷
活字組版による本文の印刷

本文の全272ページを、すべて活版印刷により印刷をしました。
そのうちの250篇の詩は活字組版によるものです。
活字組版とは、ひとつひとつの活字や図版を並べ、指定通りに組み上げた版のことを指します。
書籍の場合、1ページごとの本文の塊が、一つの活字組版となります。

『ことば・ことば2』は、A判4切の紙面に4ページ分の活字組版を、
天から27ミリ、小口から30ミリ、ノドから40ミリといった設計指示をもとに面付けをします。
この時、製本用のトンボは付きません。

ページ順を間違えないように面付け・位置合わせが済むと、今度は版の状態を確認します。
欠けている活字があれば差し替えを行い、
背が低く文字が掠れるような活字があれば、胴に紙を貼るなどして、版と紙が程よく当たるように調整をします。
(この事を「むら取り」と言います)

そうして平らになった活字組版ですが、印刷中も気を抜けません。
活字組版では、行間に差し入れるインテルや、行末や空白行に入るクワタが浮いてきます。
浮いてきたインテルやクワタにインキが付くと、本紙に汚れとなって現れます。
それを防ぐために、500枚、1000枚と印刷をした後、再び版の状態を確認し、ならします。

活字組版は、通常の凸版とは異なる作業が多くなります。
私たちは先輩方に「活字組版による本文印刷とは」を学び、
試行錯誤を経て、2冊の本を世に出すことができました。

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